私は"大阪"という街で生まれ育ち、仕事をしてきた者として特に不自由があるわけでもなく、賑やかで喧騒の中に身を置くことも人生だと思っていました。
会社人間である自分を無反省に過ごしていましたが、齢を重ねてふと立ち止まって周りを見渡した時に、賑やかさが『煩わしさ』に変質しているような気がしていました。
そんな中で田舎への移住を意識し始めた時に、上天草市のホームページに掲載されていた不動産情報の中に気になる物件を見つけたので、早速現地に向かい、不動産業者に案内してもらいました。
私は田舎暮らしをするなら「温暖」で「島」であるところと決めており、上天草市は私が理想とする移住地に相応しいところだと思い、昨年の12月に上天草市へ移住しました。
移住当初は、不便さを感じておりましたが、都会では味わえないことを存分に体験でき、今では田舎暮らしが心地よいとさえ感じるようになりました。
・澄んだ夜空の星々
・自然の山村田園風景
・川辺に舞う蛍
・通り抜けるさわやかな風
・朝を知らせる野鳥のさえずり
・小川の流れと水音
・季節ごとに変わる緑の色と花々の香り
・ワラビ、イタドリ、野いちごなどの山菜
・取れたての野菜や果実
・新鮮な魚介類
※近所の皆さんからたくさん差入れをいただきます。
・素朴な生活の中で垣間見る人々の人情
人によって価値観は異なりますが、私にとっては五感に染みるような幸せを感じています。
私は今年70歳となりますが、今でも現役で仕事をしており、月に1回のペースで大阪に出張します。趣味は毎夕10~15㎞程度自宅周辺をジョギングすることです。
私が移住した上天草市松島町の内野河内地区の皆さんは、見知らぬ私たちを温かく受入れていただき、本当に感謝しております。私たちの移住体験が参考になるのであれば、いつでも拙宅にご連絡ください。お待ちしております。